美里町は、令和3年5月11日に美里町内の二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「美里町ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
【背景】
地球温暖化や気候変動が及ぼす影響が世界規模で発生しており、日本各地においても今まで経験したことのない規模の災害が発生しています。
このまま温暖化が進むと、自然災害等の更なる頻発化、激甚化する恐れがあります。
2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする必要があることが示されています。
国際社会では、2050年の「実質ゼロ」への取り組みを強化する国・地域が相次ぎ、日本政府においても2050年までの脱炭素社会の実現を目指すことを表明しました。
この目標達成に向け、環境省では、全国の自治体へ「2050年CO₂排出量実質ゼロ」の表明を呼びかけており、5月6日時点384の地方公共団体が宣言をしています。
本町においても、豊かな自然や田園風景を次代につなげるため、町民、行政・事業者が一体となり、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。
【今後の取り組み】
・再生可能エネルギー等の利活用を促進
・次世代自動車の普及促進
・地産地消を推進
・森林の適正管理
などの取り組みを進めていきます。
美里町ゼロカーボンシティ宣言
環境大臣通知文