11月、大野元裕埼玉県知事より健康づくりおよび個人住民税の収納率部門で表彰されました。
健康づくりは、表彰制度ができてから5年連続、町が進めるミムリン健康ポイント事業が評価されているからです。職員の頑張りと県や国の補助制度の活用で継続することができ、参加者は3,200名を超えました。参加率は18歳以上の人口で33.9%、これだけの参加率の市町村は全国でも見当たりません。
町民の皆さまのご協力に感謝するとともに、さらに多くの皆さまに参加いただけるよう工夫していきます。
この事業を始めて、朝夕を中心に町内をウォーキングするかたが増えたと実感します。友人やご夫婦でおしゃべりをしながら地域を歩くこと自体が防犯にとっても役立ちます。泥棒は必ず下見をすると言われています。挨拶をされる地域は、避けるようです。
来年度は、スマホでの参加も始め、直接の申し込みの他、LINEを使った役場に来なくても申請できる仕組みで新規申し込みを開始し、特に若い人や働き盛りのかたがたに参加してもらうこと、健康づくり講座も休日・夜間の開催で参加しやすくすることを考えています。
もう一つの表彰は、令和4年度の個人住民税の収納率が県内(町村部門)第2位でした。昨年は惜しくも第4位で受賞を逃しましたが、通算5回目の表彰です。これも住民の皆さまのご理解とご協力、職員の頑張りの賜物です。
税金の滞納の始まりには、病気やケガ、収入の激減など必ず原因があるはずです。必要な相談機関につなぐこと、普通の納税者に戻ってもらうことを職員にはお願いしています。
結びに、令和5年も数えるほどとなりました。
ウクライナ・パレスチナ問題など世界中で紛争が絶えません。先月、4年ぶりに美里町戦没者追悼式を挙行しましたが、改めて、戦争はあってはならないものです。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」と心理学者のアドラーは言っていますが、コロナ禍を経験して心が不安定なかたが増えているように思います。
相手を思いやる心は、地域力向上の支えであり、人と人が楽しみながら交流する事業を増やしていきたいと思います。
新年が心豊かな年となることを祈念いたします。